銀行ごとに異なる決算書を作成、どこをごまかすか?

銀行ごとに借入金額をごまかすというのが典型ですね。A銀行に対して見せる決算書は、A銀行からの借入金は正しくしておき、それ以外の銀行からの借入れは少なくしておくなど。

他のパターンとして、減価償却しなきゃいけない固定資産の減価償却を過小にする、回収が滞っている売上債権(いわゆるつけ払い、信用払い)をそのまま計上しておく(本来は貸倒損失にするとか、貸倒引当金の計上を行い損失見込み額を先取りする等の対応が必要)、不良在庫の評価減をしない、架空の売上を計上する(その結果、滞留債権が発生するので、さらにごまかす・・・)といったものがあります。

昨日のニュースはこのようなことをたくさんやっていたのでしょうが、だんだんつじつまが合わなくなってきて、ばれてしまったんですかね。