リース会計基準

https://smbiz.asahi.com/article/15047776#inner_link_005_1

気になるのは、この点です。「企業の事業内容に照らして重要性が乏しい所有権移転外ファイナンス・リース取引で、リース契約1件当たりのリース料総額が300万円以下のリース取引は、賃貸借処理できる。」という点です。

この案だと、賃貸借処理を適用するためには、①企業の事業内容に照らして重要性が乏しい、かつ、②リース契約1件当たりのリース料総額が300万円以下ということが必要になります。ただ、この②のほうの要件は、社宅のように自動更新契約だと、案外簡単に超えてしまうという実感があるので、①だけで賃貸借処理ができる余地を残せないのかという点が気になります。つまりは、①又は②に該当すれば、賃貸借処理できる規定にするのが望ましいということですね。なんでもかんでも資産・負債として認識するというのはおかしい気がします。

市営バス運転手が運賃着服で懲戒免職 3年4か月にわたり約300万円「生活費にあてた」兵庫・伊丹市

https://nordot.app/1131161124713726691?c=768367547562557440

弁済できる程度の金額で発覚したのが不幸中の幸いでしょうか。市営の路線バスだと、ある運転手が、同じ路線をひたすら担当するということはないでしょうから、料金収入の推移を把握するような内部統制では不正を把握するのは難しく、防犯カメラを設置し、防犯カメラを継続的にチェックしていることを運転手に周知させて、着服を起こす気をさせないような牽制をするしかないのでしょうか。

中国EVに〝逆風〟日本を抜き新車輸出で世界首位の見通しも…国内外で異変 補助金打ち切り、乱立した新興メーカーの競争激化

https://www.zakzak.co.jp/article/20240115-F54VZB3XTNPSJPMBU5OHKP4QUM/

とは言いながらも中国のEVは補助金がなくても、ガソリン車に比べて安価な印象です。金沢市でテスラはほとんど見かけないですが、中国のEVの販売代理店ができるようです。世界の自動車メーカーはガソリン車からEVにシフトしており、EVがさらに安くなったり、EVの給電設備が普及したりしたら、ガソリン車は趣味の自動車にシフトするかもしれませんね。

日本独自仕様の携帯電話はガラケーと言われますが、ガソリン車が日本独自仕様の自動車になってしまい、ガラカーと呼ばれるような未来がくるのかもしれません。