不適切会計

https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20230622508435/

チーズ蒸しパンの元祖の会社で起きた粉飾ですね。たな卸資産が過大計上だった模様です。棚卸しの立会は監査手続の一環で行うので、監査法人がどのような範囲で棚卸しの立会を実施しているのか気になるところです。

四半期報告書の廃止、いったん見送りへ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA194S70Z10C23A6000000/

とりあえず、四半期レビューがすぐになくなるわけではないようですね。四半期レビューというのは、四半期報告書の検証作業ですが、レビュー手続のさらなる簡素化程度ならともかく、今更廃止してしまうというのは現実的でないように思います。

粉飾決算の堀正工業、「資金の行方」と「多すぎる取引金融機関」

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197723_1527.html

これを見る限り、負債総額300億円と発覚したのは直近のことであり、それまでは負債総額が数十億円とごまかしていたことから、会社法監査を受けていなかった可能性がありますね。それにしても、金融機関はもちろんのこと、親会社への報告もごまかしていたということなんでしょうか。続報がまたれますね。

プレスリリース

先日の分配可能額を誤った会社、監査法人にも過失があるようなプレスリリースを出したのですが、それを受けて監査法人側からもプレスリリースが出て、「会社がおっしゃるとおりでございます。」と書いてありますね。

この力関係だと「独立性」は大丈夫なんでしょうか・・・