日本で言う公認会計士・監査審査会の米国版ですかね。米国にも上場している日本企業の監査に関し、不備があったということで罰金となったようです。
仕訳の検証といえば、シナリオを厳格に定めて、検証する件数を抑えるのが定番だと思っていたのですが、指摘内容をみると、検証する件数を抑えずに、抽出された仕訳の検証手続として、担当者への質問等による簡便な監査手続で済ませていたことが問題視されたようです。
全国対応の公認会計士越田圭事務所(北陸地方の石川県金沢市所在)
所長が様々な事象に関し記録しておくサイト
日本で言う公認会計士・監査審査会の米国版ですかね。米国にも上場している日本企業の監査に関し、不備があったということで罰金となったようです。
仕訳の検証といえば、シナリオを厳格に定めて、検証する件数を抑えるのが定番だと思っていたのですが、指摘内容をみると、検証する件数を抑えずに、抽出された仕訳の検証手続として、担当者への質問等による簡便な監査手続で済ませていたことが問題視されたようです。
https://www.inageya.co.jp/files/pdf/ir_20231114_01.pdf
このIRを見る限り、会社側は相当怒っているようにみえます。現在の監査法人は2022年3月期からの就任ですね。
上場企業監査から離れて久しいこともあり、上場企業に求められる内部統制の評価や監査の基準が改定されているのをそれほど気にしていませんでした。しかし、諸事情があり、改定内容を理解する必要が生じたので、これから詳細まで確認しようと思います。
https://www.asahi.com/articles/ASRBJ6VQ0RBJPIHB004.html
またもや自治体の不祥事です。知事の専決で実行していたのか、議会での議決を経た上で実行していたのか、気になるところです。
令和3年度の包括外部監査報告書の218P辺りで貸付先の団体について言及されていますが、実績報告があったけど、検証するルールが整備されていなかったようですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC164GH0W3A011C2000000/
昔は一緒だったところが元のさやにおさまるんですね。法人名は、「PwC Japan」ということなので、平仮名三文字の監査法人は純減ですか。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231005/1000097848.html
仕事としては十分に魅力がありますが、金融庁をはじめとした過剰なレビューと、レビュー結果によっては一度の過ちでその後の会計士人生が断たれてしまうというところがつらいのかもしれません。
我々会計士の監査の仕事ぶりは、監査法人内(場合によっては提携している外国の監査法人)、日本公認会計士協会、金融庁(公認会計士・監査審査会)からチェックされることがあるのですが、そのチェックでダメ出しを受けると、その後の会計士人生が断たれてしまうんですね、大手監査法人所属の人は特に。
レビューの必要性は否定しないですが、しらみつぶしにダメ出しをするのではなく、会計士の判断を尊重して、その判断の元でもなお改善の余地がある部分については指摘する、指摘を受けてもフォローアップのレビューで改善が認められれば、その後の会計士人生に影響しないくらいの取扱いであればいいのですが。
会計士試験の受験生は人口減少に反比例して増えていますから、「不足」というのは違和感があります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb59bbcd185f01f32de567e5d88d9a08d26d89d0
循環取引を税務調査で指摘されたんですね。架空売上とともに架空経費を作っていたからでしょうか。