https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB017W60R00C24A5000000/
米国債の価格下落などで損失が拡大したようですね。
株価は堅調なのですが、各国の金利が上昇傾向です。金利が上昇すると、債券価格が下がるので、債券中心で運用している金融機関は、
評価損の計上が必要となるため、業績が芳しくないのかも知れません。
全国対応の公認会計士越田圭事務所(北陸地方の石川県金沢市所在)
所長が様々な事象に関し記録しておくサイト
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB017W60R00C24A5000000/
米国債の価格下落などで損失が拡大したようですね。
株価は堅調なのですが、各国の金利が上昇傾向です。金利が上昇すると、債券価格が下がるので、債券中心で運用している金融機関は、
評価損の計上が必要となるため、業績が芳しくないのかも知れません。
コンソル債(永久債)と言われる、償還が永遠にないという前提の債券価格の算式です。
債券価格=契約に基づきもらえる1年間の利息÷現時点の市場における利率
現時点の市場における利率というのは、「利回り」と言われる数値と考えてもらえれば大丈夫です。したがって、利回りが上昇すると債券価格が下落するという反比例の関係にあります。
今回の記事はコンソル債が前提となっていますが、償還がある通常の債券でも、上記の反比例の関係は成り立ちます。ニュースで、日本の10年国債利回りがどうなったとかいうのがありますが、利回りが上がっていたら、国債の価格が下落している。すなわち、日本の国債の信用力が低下している。その結果、為替レートが円安になったりするみたいな感じです。