「今の政治資金監査はザル」会計のプロが断言 総務省のマニュアルに「数字が妥当か評価しなくていい」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/320035

「監査」という名称ですが、公認会計士が行う「監査」とは別物の作業のようです。
公認会計士が行う監査は、監査対象となる決算書等が目的に沿って適正に作成されたことを保証するものです。

なお、政治資金監査を行うには、研修を受けて登録政治資金監査人になる必要があるのですが、登録者の大半が税理士のようです。
税理士会からは政治資金監査の改善要望が出ています。

登録政治資金監査人による政治資金監査のあり方に関する要望について

期中レビューの義務付け要件該当会社

四半期レビューは、2024年4月1日以降は、第2四半期のみが必須で、第1四半期と第3四半期は任意になりました。
しかし、東京証券取引所に上場する会社は、一定の場合に、第1四半期と第3四半期についても必須になります(有価証券上場規程404条3項、有価証券上場規程施行規則405条2項)。
なお、該当する会社は、以下で公表されています。
https://www.jpx.co.jp/listing/others/review/index.html

同窓会組織が勤務実態ない職員に給与支払っていた?

https://news.cube-soft.jp/article/3890261?utm_contnet=ranking&utm_source=cube&utm_medium=notice&utm_campaign=4.0.7&ver=4.0.7

同窓会組織から架空の職員への給与支払いとはよくわからないですね。
特別背任容疑ということですから、役員への利益供与ということでしょうか。
来月からこちらの学校法人に対する会計監査が本格化すると思いますが、大変なことになりましたね。

不正リスク要因の検討

財務諸表監査の話題です。監査基準委員会報告書240の「付録」を元に不正リスク要因の有無をチェックしていくわけですが、一つ一つ潰すのは大変ですね。数十項目あるので。法律ではないので、例としていくつか参考にする程度にとどめたいのですが、実務慣行としてはしらみつぶしにすべて検討するのが主流のようなので、大変なんですよね。

監査にかける時間

「監査、もっと時間をかけるべき」 町田青学大院教授 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

時間をかけるというのではなく、取捨選択の余地がどんどん減っていっているので、時間をかけざるを得ないというのが実情ではないでしょうか。求められる作業が増える一方ですが、作業時間が増える意義をクライアントに理解してもらえない、その結果、時間はかかるが監査報酬が増えないというジレンマに陥っているのかと・・・