リース会計公開草案

https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/lease_2023_04.pdf

改めて見てみると、適用指針の15項に規定があるリース期間について、リース契約を延長する可能性やリース契約を解約する可能性を考慮して決定するようなことが書いてありますね。

ということは、現在の契約に規定されたリース期間よりも長くなったり短くなったりすることもあり得るんですかね。被監査会社のビジネスを理解せず、単に過去の実績等を参考にして決めようとすると影響が大きそうですね。

ノルマ引き上げを恐れた不正

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/01581/

日経クロステックの一部有料記事です。

ノルマ引き上げを恐れて不正をしていたというパターンです。ノルマ未達成による本社からの叱責が怖くて不正をやるというのは、よくあるパターンですが、これは珍しいかもしれません。

社福法人「サンフェニックス」の資金横領、元理事長の医師が一転して事実認める…東京地裁公判

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230417-OYT1T50138/

読売新聞の記事です。医師と元公認会計士が共謀して巨額の横領をしたという事件。一定規模以上の社会福祉法人は、公認会計士の会計監査が必要なので、監査で失敗した事例かと思ったのですが、違うようですね。元理事長の医師の横領を元公認会計士が手助けした容疑があるというさらにたちが悪い話です。

「国策企業」の明暗

海外子会社を管理するのは難しいですね。海外子会社投資で失敗している大企業は多々ありますが、存続の危機にまで陥るのは粉飾決算をやってしまうような企業風土が根付いているからでしょうか。