銀行への報告義務違反

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7069/tdnet/2443767/00.pdf

多額の損失が出るのを銀行に隠して、新たに資金を借入れた。銀行との約束を破ってしまったから、
銀行から即時返済を求められても文句はいえないという事案のようです。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7069/tdnet/2443768/00.pdf
「継続企業の前提に関する事項の注記」がついたというニュースもあるようです。

上場会社の監査人異動

https://www.release.tdnet.info/index.html

こちらの適時開示情報検索で調べられます。
標題のパターンが複数あるようで、「公認会計士等の異動に関するお知らせ」と「会計監査人の異動に関するお知らせ」に大別されるかと思います。
ですので、キーワードを「会計士」とか「監査人」にすると大抵ヒットします。

システム監査の場合

昨日、監査の種類について投稿しましたが、システム監査の場合だと、保証型監査と助言型監査という分類になります。
保証型監査というのは、 専門性と客観性を備えた監査人が、一定の基準に基づいてITシステムの利活用に係る検証・評価を行い、監査結果の利用者にこれらの
ガバナンス、マネジメント、コントロールの適切性等に対する保証を与える監査をいいます。
一方で、助言型監査というのは、改善のための助言を行う監査をいいます。
この違いは、システム監査を実施する際の指針となる、システム監査基準に明記されています。

https://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/sys-kansa/sys-kansa-2023r.pdf
(こちらの7頁)

しかし、公認会計士が監査を実施する際の指針となる監査基準は、財務諸表監査が前提となっており、
指摘型監査や助言型監査についての言及は全くありません。

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kigyou/kijun/20201106_kansa.pdf
(こちらの1頁)