https://vc.morningstar.co.jp/011252.html
アメリカにおいて、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)について、明確な会計基準がないというのは意外です。暗号資産(仮想通貨)の会計基準に関する議論は日本の方が進んでいるのでしょうか。
全国対応の公認会計士越田圭事務所(北陸地方の石川県金沢市所在)
所長が様々な事象に関し記録しておくサイト
https://vc.morningstar.co.jp/011252.html
アメリカにおいて、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)について、明確な会計基準がないというのは意外です。暗号資産(仮想通貨)の会計基準に関する議論は日本の方が進んでいるのでしょうか。
主に公認会計士監査を受ける企業が適用する会計基準を策定するASBJが公表した「金決済法上の暗号資産又は金融商品取引法上の電子記録移転権利に該当するICOトークンの発行及び保有に係る会計処理に関する論点の整理」に対するコメント。論点整理の段階なので、会計基準が公表され、さらに当該会計基準が適用されるまでは長いんですかね?
しかし、暗号資産関係のビジネスは日進月歩なので、論点整理に時間をかけすぎていると、論点整理が陳腐化する可能性もあるでしょう。
暗号資産を取り扱う会社や業界団体からは会計基準の策定を早期に行ってほしい要望がありますね。会計基準がないと、上場申請がかなり困難であり、上場による資金調達が困難ですからよくわかります。
・先日暗号資産のひとつが一夜にして大暴落したという話題
https://jp.reuters.com/article/stablecoin-breakingviews-idJPKCN2MY08V
・大暴落したのは、LUNAというステーブルコイン。ステーブルなのに不安定だったというオチがついてしまった模様。
・他にもステーブルコインとされる暗号資産が存在するが、「ステーブル」であることの裏付けはどのように確保しているのか、買う人は研究したほうがいいかも。
・そのヒントとして、自国通貨が不安定なので、米ドルなど比較的価値が安定した通貨と自国通貨相場を連動させているペッグ制も改めて研究したほうがいいかも。