会計士不足 人材確保へ大学の授業で魅力呼びかけ 金融庁

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231005/1000097848.html

仕事としては十分に魅力がありますが、金融庁をはじめとした過剰なレビューと、レビュー結果によっては一度の過ちでその後の会計士人生が断たれてしまうというところがつらいのかもしれません。

我々会計士の監査の仕事ぶりは、監査法人内(場合によっては提携している外国の監査法人)、日本公認会計士協会、金融庁(公認会計士・監査審査会)からチェックされることがあるのですが、そのチェックでダメ出しを受けると、その後の会計士人生が断たれてしまうんですね、大手監査法人所属の人は特に。

レビューの必要性は否定しないですが、しらみつぶしにダメ出しをするのではなく、会計士の判断を尊重して、その判断の元でもなお改善の余地がある部分については指摘する、指摘を受けてもフォローアップのレビューで改善が認められれば、その後の会計士人生に影響しないくらいの取扱いであればいいのですが。

会計士試験の受験生は人口減少に反比例して増えていますから、「不足」というのは違和感があります。