ドル円

先日の為替介入以来、ドル円が145円にいきそうでいかない寸止めの状態が続いてますね。今週は143円ー145円手前と小幅な値動きです。

この値幅から抜け出したらものすごく動きそうですね。

今回は単独介入?前回の円買い介入は協調介入だったが・・・

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA229GR0S2A920C2000000/#:~:text=%E7%B4%8424%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AE,%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%AB%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

 上記記事によると、24年ぶりの円買い介入は日米協調介入だったそうです。円買い介入の場合は、ドル売りをやるために、米国債等を売り払うことになりますが、米国が協調してくれれば、米国のドル発行でも介入できる(ドル売りの手段が増える)ので、硬貨が高いですね。

 しかし、今回は単独介入とのこと。米国の同意を得たうえでやっているようですが、前回のように抑え込めるかどうかは未知数です。

為替介入

昨日の投稿直後に行われたようですね。なお、今回の介入は円買い介入です。

円買い介入だと、相手国の資産を大量に保有していないと強烈な介入ができないから、それほどの円高にはならなかったですね。2011年の民主党時代に実施した円売り介入だと、円建ての資産を大量に保有したうえでやればいいので、その気になれば無限に介入できますね。

公示地価の公表

https://jp.reuters.com/article/japan-land-price-idJPKBN2QL0QR

公示地価が公表されましたね。まあ、土地の時価なんですが、よく似たものに、路線価や基準地価というのがあります。その違いを簡単に書きます。

公示地価→国土交通省が公表・土地の売買価格の目安・不動産鑑定士が2名以上関与して決定

基準地価→都道府県が公表・土地の売買価格の目安・不動産鑑定士が1名以上関与して決定

路線価→国税庁が公表・相続税など国税の税金計算の目安・公示地価をもとに決定

というわけで、公示地価と基準地価が非常に近い概念で、路線価だけが異質といえますね。

非常に簡単な債券価格の計算

コンソル債(永久債)と言われる、償還が永遠にないという前提の債券価格の算式です。

債券価格=契約に基づきもらえる1年間の利息÷現時点の市場における利率

現時点の市場における利率というのは、「利回り」と言われる数値と考えてもらえれば大丈夫です。したがって、利回りが上昇すると債券価格が下落するという反比例の関係にあります。

今回の記事はコンソル債が前提となっていますが、償還がある通常の債券でも、上記の反比例の関係は成り立ちます。ニュースで、日本の10年国債利回りがどうなったとかいうのがありますが、利回りが上がっていたら、国債の価格が下落している。すなわち、日本の国債の信用力が低下している。その結果、為替レートが円安になったりするみたいな感じです。