不正リスク要因の検討

財務諸表監査の話題です。監査基準委員会報告書240の「付録」を元に不正リスク要因の有無をチェックしていくわけですが、一つ一つ潰すのは大変ですね。数十項目あるので。法律ではないので、例としていくつか参考にする程度にとどめたいのですが、実務慣行としてはしらみつぶしにすべて検討するのが主流のようなので、大変なんですよね。

相続税基本通達9-4

https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/sisan/sozoku2/01/06.htm#a-9_4

この通達で、みなし贈与の対象が縮小できると考えると、結構危険な気がします。相続税法9条を読むだけでは導き出せない結論で、しかも、募集株式引受権という限定された個別事例ですからね・・・